chokkiritu-no-hanashi
 

こんにちは。タックンです。

今日は、ブログの直帰率についての話をしてみたいと思います。

まず、このタックンのブログは、
直帰率が約83%と、非常に高いです。汗
 

しかし、いろいろな方とお話をしていると、
直帰率の高さに悩まれている方は意外と多いみたいで、

※特に、ビジネス関係のブログを運営されていらっしゃる方は、
直帰率の改善に頭を抱えている傾向は強いようです。
しかし、ブログを拝見させて頂くと、
非常に良いブログ(情報量が豊富)であるのに、
直帰率が高いと、悩まれている方も多いです。
 

というわけで、
ちょうど良い機会なので、このエントリーでは直帰率について、
少し考えてみたいと思います。
 

良い直帰率と、悪い直帰率

まず一つ、確認をしておきたいのは、

直帰率が高い=そのサイトは必ずしも低品質とは言い切れない

ということです。

直帰率とは、ユーザーがそのページを見て、また検索結果に戻った割合のことを指すのであり、

極端な話、そのページのみてユーザーが満足したのであれば、
それはそれで良いページである、と考えることができるからです。
 

むしろ、直帰とは
そのページ1枚でユーザーの悩みを解決することができている。

とも考えることもできます。
これは、仮にそのページの直帰率が高くても、良い直帰であると表現することができると思います。
 

ただ逆に、
せっかく検索結果から飛んできたのに、
ユーザーにとって期待する内容が得られない記事だった
場合、
読むのも億劫なので直帰する、ということも考えられます。
この場合は、その直帰は、改善をする必要のある悪い直帰であるという風に言うことができます。

 

要するに、直帰という行為は、
ユーザーにとって、

問題が解決したから、それでOKです

という意味なのか、

いやいや、全く期待外れだったからもう二度と来ないよ

という意味なのか、

どちらかの意味でもとらえることができるということになります。
 

(時折、直帰率が高いサイトは、低品質のサイトであると表現しているページを見かけることがありますが、
これは厳密には間違いです。直帰には、良い意味での直帰と、悪い意味での直帰、両方あると言えます。)
 
 

直帰率が上がる傾向があるサイト

そもそも、直帰率が上がる傾向があるサイト、
下がる傾向があるサイト、というのも当然あると思います。

直帰率が上がりやすい傾向があるサイトは、

要するに、記事がひとつひとつ、独立してしまっているサイトは、直帰率が上がりやすいと思います。

例えば、

・今日は東京湾に釣りに行ってきた!
・今日は秋葉原でミニ四駆を走らせてきた!
・アフィリエイトで儲ける方法

という記事がエントリーされているブログの場合、

「東京湾 釣り」というキーワードで流入する可能性は充分に考えられると思います。

しかし、「東京湾 釣り」で検索してきた人が、
次に「ミニ四駆」に興味を持つかと言えば、これはかなり微妙だと思います。

さらに「アフィリエイトで儲ける方法」という記事は、さらに興味を持たれづらくなると思います。
 

しかし、
このブログに投稿されているエントリー「今日は東京湾に釣りに行ってきた!」が、
東京湾での釣りに関して内容が非常に充実されており、
検索エンジンにも評価されている場合、
「東京湾での釣り」に関して調べているアクセスをたくさん得ることは可能だと思います。
 

要は

1.「東京湾 釣り」で、非常に内容の濃いエントリーを投稿しており、上位表示されている
2.しかし、釣りに関するエントリーはその1記事だけ

というサイト(ブログ)の場合、直帰率は自然と高くなってしまう傾向にあると思います。
 

つまり、記事同士のつながり(関連性)が希薄になっているサイトの場合、
ユーザーはわざわざ他のページまでを読みに行く必要がない場合、
自然と直帰率は高くなる、という風に表現することができます。
 
 

逆に直帰率が下がる傾向があるサイトは?

逆に、直帰率が低いサイトは、

記事同士の関連性が強いサイトは、直帰率が低いサイトであると、自然に言うことができると思います。

上記の例では、

・今日は東京湾に釣りに行ってきた!
・東京湾でよく釣れるルアーの紹介
・初めての東京湾、注意することは?

といったコンテンツが並んでいる場合、
特に初心者の方は、上から順番に記事を開いてくれる可能性は高い、という風に言うことができると思います。
 

しかし、
1ページでユーザーが満足できないサイトは、
ページとしては問題があるページであるとも言うことができます。
(ページを何枚を開かせることは、読者にとってのコストにあたるため)

従って、直帰率を下げるために、何枚もページを開かせることは必ずしも読者にとっては有益であるとは言い切れず、
直帰率を下げるために、関連記事を増やそうとお考えになる場合は、
その行為は読者と運営者、双方にとってどのようなメリットがあるか?ということはよく考える必要があります。
 
 
 

悪い直帰は改善する必要アリ

先ほどは、ユーザーが満足して帰ってくれた直帰はOKであり、
ユーザーにとって期待はずれのコンテンツになっている直帰はNGである、
という風に言いました。
 

この場合、ユーザーにとって期待外れとなっているコンテンツになっている直帰率は、なるべくであれば改善したいところです。

なぜなら、せっかくWebサイトに訪れてくれたのに、
期待外れで直帰されてしまっては、もったいないからです。
 

ユーザーにとっての期待外れとは何か?

悪い直帰というと、
だいたいユーザーの心の声としては、

・このサイトでは望む結果は得られなそうだ
・このサイトは読む価値がない
・このサイトを読むのは億劫である。読むのが面倒くさそうだ。
 

といったところでしょうか。

このうち、上の二つは、ターゲティングをやり直すことで、改善できる可能性はあると思います。

下のひとつは、要は「読みづらいサイトだ」と思われている可能性があるので、
こちらはテキストライティングの際に、読みやすさを工夫するなどすれば、
解決できる可能性はあると思います。
 
 

直帰率を下げるためにはどうすればいい?

まず、直帰率を下げたいと思った場合、
考えたいことは「そのブログないしサイトではどういったことを行いたいか?」を明確にしていく必要があると思います。

極端な話、趣味でブログを運営しているならば、
直帰率は100%でも、問題はないわけです。

従って、そのサイトを通じて、何をしたいのか?ということを明確にする必要があります。
 

たとえば、問い合わせ数の向上という目的でサイト運営をしておられるのであれば、直帰率改善よりも、問い合わせフォームへの誘導導線をしっかりとみていくほうが重要です。
 

たとえば、
先ほどの東京湾の例では、

「東京湾 釣り」で検索しているユーザーを、ネットビジネスに誘導したいと考えるのであれば、

・今日は東京湾に釣りに行ってきた!
・船での釣りは最高に気持ちいいです。
・釣りの際の船代は、主にアフィリエイトで稼いでいます

みたいな導線がイメージできます。
(厳密には、もっともっと具体的に書いていく必要はあります。)

上記の例は、まだ正直、うさん臭さは残ります。
 

しかし、先ほどの、

・今日は東京湾に釣りに行ってきた!
・今日は秋葉原でミニ四駆を走らせてきた!
・アフィリエイトで儲ける方法

よりはまだ、アフィリエイトに関して、興味を持ってもらえる可能性は高くなるだろうなという感じです。
 
 

直帰率が高いと検索結果で下がる可能性はあるか?

 

直帰率に関する疑問に、
直帰率が高いサイトは、低品質なサイトであり、
検索結果からはじかれる可能性があるのではないか?
という噂があります。
 

これに関しては、
直帰率が高いから、あなたの記事がただちに検索結果から除外されるか、
と言えば、そうではないと思います。

事実、僕のこのブログは、直帰率は高いですが、別に検索流入は減っていません。

この部分に関しては、精読率のほうがより重要だと思っています。
 

Googleは、面白く、有益で、よく読まれている記事であれば、上位表示させたいと考えています。
逆に、面白くない、有益でない、全く読まれていない記事は、検索結果に表示させるだけ無駄であるとも考えています。
 

よく読まれている記事は検索結果でも上位に行きやすく、
なかなか読まれない記事は、検索結果でも除外されやすい傾向はあります。
 

Googleは、この精読率をどのように図っているか?
は、私たちにはわかりません。(それがわかると、検索結果において不正が簡単にできるようになってしまうため)
 

まあしかし、Googleアナリティクスでもページ滞在時間を見ることはできるので、「その記事がよく読まれているかどうか?」ということについては、
Googleは何らかの方法で常にデータを取得しており、また企業としても意識しているポイントになっていると思います。
 
 

直帰率、わかりやすいようでなんかわかりづらい指標

 

結局のところ、僕がこのエントリーで言いたいことはこれです。
 

直帰率って…。なんかエラー率みたいに見えて、
改善しないといけなそうに見えるけど…

直帰にも良い直帰悪い直帰があるよね…。
 

だから、直帰率だけ見ても、サイトのパフォーマンスって正直わからないよね…。
 

っということでしょうか。

ただし、総じて言えることは、

僕たちはネットを使ってビジネスをする以上、

お客様との接点は多ければ多い程良いのは明白です。

そして、お客様に自分たちのことを知ってもらえれば、
より商品が売れる可能性があるというのも明白だと思います。

そういう意味では、直帰率って、一つの指標にはなるだろうし…

とは思います。

極端な話、直帰率が半分になれば、
サイトの売上は2倍になる可能性も、あるわけです。
 
 

ちなみに、「直帰率 下げる方法」で検索しておりましたら、
こちらのページを発見致しました。
>直帰率を40%まで下げる為に考えるべき7つのポイント

⑥コンテンツが1ページで完結してしまう

アナリティクスの直帰率データの取得方法は、 ユーザーが、サイトに訪れて、次のページに動いたのかで判断する。
その為、貴方のサイトに訪れページを動かずに3分程観覧してサイトから離れたとしても直帰として判断されるのである。
その解決策が、この通りである。
var pageTracker = _gat._getTracker(“UA-xxxxxx-xx”);
pageTracker._trackPageview();
setTimeout(‘pageTracker._trackEvent(\’NoBounce\’, \’NoBounce\’, \’Over 10 seconds\’)’,10000);
上記の赤の文章をアナリティクスにいれこむ事で、10秒経過したら直帰とみなさなくしてくれる。
この方法は、私がよく参考にさせてもらっている[海外SEO情報ブログ「Google Analyticsで本当の直帰率を計測する方法」]で 詳しく説明しているので参考にしてもらえればと思う。

もし、精読率と直帰率について正確な数字を図りたいと思ったら、
こちらの設定をしてみると良いかもしれないですね。

上記では、10秒と設定しているようですが、
人によっては1分滞在してくれたら精読とみなす、といった形で指標を変えても良いかもしれません。

ちょっと僕もやってみようかと思います^^