どうも、こんにちはタックンです。
もう12月になりましたね。年の瀬があっという間すぎてびびります。
 
このエントリーでは、僕が実際に、何十人との外注さんとお付き合いしてきた中で、
今感じていることなどを書いてみようかと思います。
 
今まさに外注を始めようと思っている方、
今もう既に外注さんが居て、アフィリエイトされていらっしゃる方、
僕のブログの読者様にはいろいろな状況の方がいらっしゃると思いますが、
まぁ参考程度に、仕事の息抜き程度に読んでみてください。
 
ちなみに、もしかしたらこのブログをお読みになっている方には、
外注をリアルタイムで受けているという方もいらっしゃるかもしれません。
まぁ、そんな方は、「現場のリアルな声」みたいな感じで受け取っていただくと、
何か学びがあるかもしれないなと感じます。
 
 

雇うべき外注さん、雇わないほうが良い外注さん

 
まず先に結論から書いちゃいます。
何十人もの外注さんと接してみて思ったこと。
 
それは、
「やはり最初の面談で、雇うべき人なのか、
仕事を依頼して良い人なのか、どうなのか?」
を最初の段階で見極める必要がある。

 
ということです。
 
と、言うのも外注さんの中には、
 
「出来るだけ楽して稼ぎたい」
 
と思っていたり、
 
「バレなければ見えないところで手を抜いても、別にどうということは無い」
(と思っているかどうかはわかりませんが。)
 
というマインドで、仕事探しをされていらっしゃる方が居ます。
 
まぁ、気持ちはよくわかります。
僕もよく学生時代は、
「楽に稼げる在宅ワーク」
みたいなものを必死に探したりしていました。
 
システマチックに仕事ができて、
かつ特に考える必要が無い、考える時間がなくて、
パートタイムのようにやりたいときに、気軽に、自宅でできる仕事をしたい。
 
と、そんな風に思っていた時期があります。
(ちなみに、あとから気づいたんですが、
そんな仕事は存在しません。笑
あったとすれば、その仕事に就くために、
高額な機材の購入が必要になります。)
 
 
「出来るだけ楽して稼ぎたい」

もちろん、外注さんが、クライアントである僕らに対して、
こんな風なことを面と向かって言うわけがありません。
 
まぁ、なので、僕らは必死に相手を見抜く必要があるというわけです。
まぁ、「見抜く」というのは言葉が悪いのですが、
でも最初の段階ではそう表現するのがまぁ適切かなぁと思います。
 
で、見抜く方法なのですが。。
 
まず、僕の場合は、こういう風な感じで応募文章を作ってくる人は、
基本的にNGです。
NGというか、これは「意味の無い会話」「核が伴っていない会話」と解釈しています。
 
 
・募集内容に興味を持ち、応募いたしました!
・アフィリエイトに興味があります。
・(テキストライティングの仕事の場合)文章を綴るのが好きなので、
・募集の条件がよかったので、応募します!

 
 
とか、こういう内容の応募文章です。
上記が全くNGとは言いません。
が、気にして頂きたいのは、
 
「上記の応募文章では、
仕事をご依頼することによって、
僕側に何のメリットが生じるか、
全くわからない」

 
ということです。
 
まぁもちろん、具体的な仕事内容については、
実際にコミュニケーションをとりながら進めていく部分もありますし、
募集の記事ではそこまで具体的なことを書けるわけではありませんので、
まぁ↑のような応募文章が来ることは、
ある意味では「仕方無いこと」だと思っている節もあるのですが、
まぁ、僕側から言わせていただきますと、
 
「非常に自分中心の目線で書かれた文章であり、
この人に何を任せて良いのかわからない」
 
という印象を持ちます。
まぁ、これは第一印象の話です。
 
まぁ、最初のうちは、こんな風に、
不安を感じながら、メールなどでその人とやりとりさせて頂くわけです。
 
 

こんな外注さんはNGみたいな例など

 
NG例ばかり出すのはちょっと会話が後ろ向きな気がするので恐縮なのですが、
でも、正直外注さんを募集していますと、
「素晴らしい外注さん」よりも、やはり
「ちょっとイマイチ」な外注さんが多いように感じるのは現実です。
 
 
でも、これは、即戦力として、プロとしてご依頼させて頂ける状況の人が、
絶対数として少ないからだと思います。なので、これは仕方無い。
 
 
逆に言うと、「自宅でできる仕事」とか、「在宅ワーク」とか、
そういうのを探しているライバルは日本全国に何万人と居るということです。
 
 
これから外注さんとして仕事を勝ち取って行きたいと思う方は、
その現実について、真摯に理解される必要はあります。
 
 
で、ここからは本格的に【雇うべきでない外注さんを見抜く方法】
について、ちょっと話をしてみようかなと思います。
 
 
まず、早い段階で見抜く方法を話してみます。
 
 
 
 
1.会社概要等の資料を渡してみる。
⇒会社概要、仕事概要、これらについての資料を、
まずはさくっと渡してみます。
 
で、最初に渡す資料は
「あまり多いと外注さんに負担になりそうだから・・・」とか、
「こんなもの、渡してもしょうがない気がするなぁ・・・」とか、
そういう心配はこの時点では無用です。
 
なぜなら、
外注さんはあなたのビジネスパートナーにこれからなっていくわけで、
いわゆる「歯抜けの資料」であっても、
「長ったらしくて意味がよくわからない資料」
であっても、今後は同じ視点で目を通して頂く必要があるからです。
 
で、この段階で内容をあまりはっきりと理解して頂けなかったり、
あまり良い反応が得られる外注さんでなかったら、
その方はサヨナラでOKです。
 
在宅でできる仕事を探している人は他にもたくさん居ますので、
別の人に当たってみましょう。
 
あまりこういうことを言うのも恐縮ですが、
家でできる仕事を探している人、というのは、
全体的には余っていますので、残念に思わず次に行けばOKです。
 
 
 
 
2.面談で、あえて面倒な質問をぶつけてみる。
僕のところの場合、最初の資料提出等の段階で、
やりとりに問題なさそうな方でしたら、
次はスカイプ等で面談を行っていくことが多いです。
 
で、この時にも、僕は罠をしかけます。
 
そのうちの1つは、「あえて面倒な質問をぶつけてみる」ということです。
 
たとえば、企業のレターページを外注さんに見ていただいて、
 
「これを売るにはどうすれば良さそうでしょうか?」
 
という質問をぶつけてみたりします。
 
ここで、明快な回答が出来ない外注さんは、
ちょっと雲行きが怪しくなります。
 
というのも、僕の場合、
作成するサイトはいわゆる「アフィリエイトサイト」を作成していきますので、
レターページを見ていただいた段階で、
ターゲットの像を想像して頂けるような脳みその土壌が整っていないと、
「質の高いアフィリエイトサイトを、即戦力として作って頂くのは困難」だと思っているからです。
 
これはちょっと強い言い方をすると
「センス」
とも捕らえることができるかもしれません。
 
「企業のレターページを見ていただいた時に、
どんな回答が返ってくるか?」
 
僕はここを大変重視しています。
 
たとえばこれは、アフィリエイトでも高額案件に入る、
「ナースではたらこ」
のLPページです。
 
2013y12m02d_030044320
※クリックで拡大
 
 
要はここに対して、看護師の登録があれば1件いくら、
というのがアフィリエイトです。
 
 
これをぱっと見た時、
 
・どんな人に見せれば、喜んでここから登録してくれそうか?
・ナースではたらこに登録する人は、
何にメリットを感じて登録していきそうか?
・また、登録しないといけない人は居そうか?それはどんな人か?
・ナースではたらこの最大の押しポイントはどこだろうか?

 
等の視点で見れる人は、なかなかGoodだと思います。
そういった視点を持ち、それを満たすサイトを作るのがアフィリエイトだからです。
 
 
 
「これを売るにはどうすれば良さそうでしょうか?」
 
実は、この質問に、明確な正しい答えというのは存在していません。
 
ただ、僕が重視しているのは、
僕がこういった質問、アイディア出しを依頼したいと思った時に、
がんばってアイディアを出してくれる人と、
僕が答えを示すのを待ってしまう人とでは、
 
その後の成長速度がまるで違う
ということです。
 
僕の場合、今後はアフィリエイトサイトの外注規模を広げて行きたいと思っていますので、
外注さんが心地よく仕事をして頂ける教育環境を整えて行きたいと自分では思っていますが、
 
がんばってアイディアを出してくれる人と、
僕が答えを示すのを待ってしまう人とでは、
成長の速度がまるで違います。
 
 
僕が答えを示すのを待ってしまう人は、
まぁ、「かわいい」と言えばかわいいですが、
(僕も教えるのは嫌いではないので。)
 
ただ、実務となるとそれだけでは回せないのが現状です。
たとえば、
「zipファイルってどうやって解凍するのですか?」
「無料の写真がDLできるサイトを教えてください!」

等の質問は、Googleで検索すればそれっぽい内容が書かれてあるサイトは見つけることができますので、
そういった質問の回答に割ける時間は、無いわけです。
 
(僕は塾を運営しているわけでなく、
お金を支払って実務としてお願いしていますので、
あまりにも成長が遅い人は、
「コストがかかりすぎるので、この人とお付き合いするだけで負債になる」
と判断せざるを得ない状況があるのは本音です。)
 
 
まぁなので、ある程度面倒な質問をあえてしてみて、
どういう受け答えをして頂ける方なのか?
を判断する場合もあります。
 
 
(ちなみに、この企業LPを見て頂いた時、
初めてでフリーズしてしまう方は大変多いです。
これは
「答えは1つしかない。その1つの答えを言い当てられないと、減点になる」
と教えている日本の教育にも、多少なりとも理由はあるのかな。と思う時はあります。
僕は1つの正しい答えを望んでいるわけではありません。)
 
 
 
3.考え方が自分中心っぽく見える人は注意する
 
面接の段階で見抜けることは他にもあります。
それは「行動の優先順位が自分の都合っぽく見える人」です。
まぁもちろん、家で行っていただく仕事なので、
スケジュールはある程度当人の自由で、というのは僕のスタンスではありますが、
いくつか注意したい点があります。
たとえばこんな感じです。
 
・(小さなお子さんがいらっしゃるお母様で、面接の直前に)
小さな子供が居るので、場合によっては音声での通話は中段することもあるかもしれません・・・。
 
といったコメントを頂くことがあります。
 
↑上記は何がまずいか
これは結局「自分中心」な考えを持っている方なのかもしれないなぁ。
と、僕は感じてしまいます。
 
「小さな子供が居る」
それは素晴らしいことです。
 
でも、当の僕には、今あまり関係の無いことです。
「子供優先」は母親であれば当然です。
 
でも、それって仕事ができる環境と言えるのでしょうか・・・?
 
「子供優先」
というのはある意味物凄い大義名分です。
もし僕がここで「小さな子供を優先してないで仕事しろよ!」
なんてことを書いたら、僕は一躍ブラックアフィリエイタータックンとして有名になってしまいそうな勢いの大義名分です。
 
なので、「小さな子供を優先してないで仕事しろよ!」と、僕は言うことはできません。
だけど、そういう人に進んで仕事をご依頼できるか?
と言われれば、僕はボランティアでビジネスをしている人ではないので少々難しいなと感じるところです。
 
 
お子様が小さくて手がかかるなら、
仕事をしている場合ではないのかもしれません。
 
 
 
 
 
・(面接の直前に)
すみません、ヘッドセットを持っていないのですが、
チャットでも大丈夫ですか?

 
↑何がまずいか
僕の場合は、事前に音声での通話での指示出しをする場合があるというお話をさせて頂いているのに、その環境を整えていただけていない時点でNG。
こういう人は、僕との仕事を軽視している方だなと感じますので、
どんなに良い人であっても、お仕事を依頼するのは難しそうだなと感じます。
 
 
 
まだまだあるんですが、
あまり書くと書きたい方向と逸れるのでこの程度に。
 
 
まぁつまり、不穏な空気を感じる人は、
基本的に事故に繋がる前にやめておきましょうか。
 
という感じですね。
 
上記は一例ですが、
外注さんには期待したいアフィリエイター側の心理もあり、
許したい気持ちになることも正直多いです。
 
でも、一度イレギュラーを認めてしまうと、
何もかもが崩壊してしまうのが組織だったりする部分も、あります。
 
難しいところですが。
でもここをピシャっとやっておかないと、
後から響いてきます。
 
 

ちなみに、自分と似ている人は、雇わないほうが懸命

 
と、ここまで書いておいてあれですが、
 
「そしたら自分と考えが似ている人を雇えばOKなんじゃ!?」
 
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
実際、自分と似ている人は、考え方も近いし、
少ない言葉でも多くのことを伝えることができますので、
仕事を進めることは非常に楽です。
 
ただ、これは僕の例ですが、
僕は僕みたいな人が自分ところの面接に来たら、
正直雇いたくないなと思います。爆
 
 
それは、ゴール地点の問題です。
 
例えば僕のゴールは「自由になること」ですが、
外注さんのゴールが、「自由になること」だと僕はちょっと困ります。
 
でも、こういうところで外注さんの選び方を間違えて、
路頭に迷ってしまう人も決して少なくありません。
 
というのも最初が「自分と似ている分、楽に仕事が進む」ので、
最初が心地よすぎるからですね。
 
だけど、こういうのは後から結構大きな試練が訪れる場合があります。
 
 
 
 

ゴール地点のすり合わせは重要

 
外注さんのゴールは、
「アフィリエイターから仕事を貰うこと」
だったりするかもしれません。
 
もしかすると、
「楽に稼げる在宅の仕事を行える優越感」
かもしれません。
 
でも、アフィリエイターが目指したいと思うゴールはそこではないと思います。
なので、実のところ、アフィリエイターと外注さんにはこのくらい、
ゴールへの道筋に乖離がある可能性があるのですね。
 
だけど、ゴール地点が違ければ違うほど、
後からこの修正というのは非常に大きな問題になってきます。
 
あるアフィリエイターは「楽に稼ぎたい」と思い、
「自動化」したくて外注を募集したとする。
 
ある外注さんは「自宅で稼げる仕事がしたくて外注の募集に応募した」とする。
 
↑この両者、最初のうちは意気投合する可能性が高いのですが、
たぶん後に空中分解します。
 
それはなぜか?
 
アフィリエイター
⇒自動化したい
 
外注さん
⇒自宅で稼げる仕事がしたい
 
と、ゴールがそれぞれ異なるからですね。
 
ちなみに、アフィリエイトを自動化していくには、
外注さんにもそれなりのスキルが絶対に必要です。
 
ですので、このアフィリエイターは外注さんを育てる必要が後に出てくるのですが、
この外注さんは「自宅で稼げる仕事がしたい」わけですので、
このアフィリエイターから仕事を貰っている時点で「だいぶ満たされている」わけです。
 
自動化には、外注さん自身も普通に1人で稼いで頂けるくらいのスキルが必須なのですが、
外注さんがそこまでスキルを高めようと思って学んでいただける可能性がありそうか?
と言われれば、この段階ではちょっと不明です。
 
 
まぁなので、本来であれば、
このアフィリエイターは
「将来的にサイトの構築や、運営などを全てお任せさせて頂ける方」
を募集する方が、賢いやり方と言えるかなと感じます。
 
 

まとめ

まぁ、外注さんとの付き合い方については、
話そうと思えば何時間でも話せる気がするのですが、
 
 
(誰かからのご希望があれば、
『タックン的外注論』をまとめようと思います。)
 
 
あんまり長くなってもあれなので、取り急ぎはこの程度に。
 
 
まとめるとこんな感じ。
 
1.外注さんと自分(発注者)のゴール地点を明確にする。
⇒見ている未来が違う人と付き合うのは大変。
 
2.雇ったほうが良いかどうかは、面接の段階で、ある程度振り分ける。
方法としては、1.資料を渡して様子を見てみる。2.面倒な質問をしてみる。
 
3.自分中心な考えを持っている人かどうか、チェックする
⇒ここで少しでもひっかかる人は落としてもOK。
足元を見るわけではないですが、仕事を探している人はたくさん居ます。
 
 
という感じです。
『仕事を探している人はたくさん居る』
とか
『自分中心の考えを持っている人は弾いたほうが良い』
とかそんな風に書くと、
 
「ちょっと嫌な気持ち」
になる方も中にはいらっしゃると思います。
 
「じゃあお前は仕事に一切困ってないんか!!」
とか
「そういう風に書くお前が自分中心なんちゃうの?」
とか言われそうです。
 
そう見えるということは、たぶんまだ僕の信用が足りないということなので、
もっともっと僕も努力しないといけないなと思いますが、
 
でもあえて言うと、
「そういう視点の人とはお付き合いしたくないです。」
と少し思うのは本音の一部としてはあります。
まぁ、寂しい感じも少ししますが、
このくらいのマインドの方が、ビジネスを進めるには都合が良いみたいです。
 
 
 
 
仕事なので、やることは真剣に。
出来上がるサイトはハッピーに。
 
 
 
 
そんな感じでやれたら、
自然と良い仕事が出来ているような気がします。
 
 
 
 
 
 
 
 


 

なんやあ。タックンも大人になったんやな。

あなたいつから僕のことを知っているのですか。笑

あんたが始めてサイト作ったときからやで。
あんたが始めて作ったサイト「ONELOVE」。
まだキャッシュにのこっとるわ。
GLAYの歌詞とか掲載して、今思えば著作権的にアウトやったな。
まぁ自作の詞も載ってたし、かわええサイトやと思ってたけど。

ちょ!まじすか。。。
Google様のデータ収集能力を僕はかなり軽視していたようだ。。

 
 

真剣な気持ちで、変なリンクを張るのはやめてください。

その節は、すみません。

 


 
 
 
外注さんはパートナー。
外注さん選びを間違えずに出来るようになると、
あなたのサイトの収益は、爆発的に伸びていきます。