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どうもです。タックンです。
 
最近も、Googleの方ではちょいちょい動きがあったと評判ですね。
業界内では、ハミングバードアップデート?
それともペンギンアップデートの修正か?
といろいろささやかれています。
 
まぁ僕が、毎度毎度Googleの変動を見て思うことですが、
毎回こうした騒ぎを見ていて、感想として思うのは、
 
「どうせたいしたことにはならないと思う。」
 
ということです。
たいしたことにならないというか、
対して改善もされないし、改悪もされないんじゃないでしょうか。ということです。
 
アップデートの情報を受けて、僕は意気揚々と自分が知っているスパムサイトの順位をざざっと確認してみたのですが、
なんだかんだで本日10月7日現在でも生き残っているサイトは生き残っています。
 
で、飛ぶサイトは比較的ホワイトな運営を目指していたとしても、なんやかんやで飛ぶケースが多いですね。
どう見ても自動生成のサイトが残っている反面、「割とホワイト」のサイトが飛んだりするという形は、
もう、ここ1年くらい、同じ傾向が続いているような気がします。
 
僕はここ1年、なるべくホワイトな方針でサイト運営を続けてきましたが、
実際に自分のサイトでも同じような印象がありますね。
グレーSEOでも残るサイトは残るし、ホワイトSEOでも飛ぶサイトは飛んでます。
 
なんていうか、サイトの中身に関係なく
「サイトの間引き」
みたいな行為が検索エンジン上では行われているような気がしますね。
 
間引かれてしまうサイトの特徴として、
 
「なんかどこかのサイトと似ている気がするサイト」
「全体的にテキスト量が少ないサイト(具体的には1エントリーが1000文字以下くらいのエントリーが多いサイト)」
 
は、間引かれやすい印象がありますね。
たとえ、ホワイトハットな運営をしていてもです。
(この場合のホワイトハットとは、コンテンツは全てオリジナル、
サテライトサイトからの自作自演リンクは極力送らないというスタイルの運営です。)
 
逆に、似たようなテンプレートで、文章もおよそ組み替えで、
ひたすら無限に量産されているようなサイトが、未だに残っているケースも決して少なくありません。
 
 
と、ここまで見て思うことは、どうみてもGoogleの検索エンジンは完璧でも無いし、
下手すれば日本語解析能力も対して無いんじゃないか?と思うという話です。
少なくとも、文章の組み換えとか、スパムが悪で、それを掃除したいならば、
Googleはそれを真っ先にそれをやるべきなんですが、現状として出来ていないということになります。
 
 
もっと言うと、なんていうか、Googleのロボットは、
「サイトの雰囲気を適当にスキャン」して、
「まぁ、なんとなくバランス良さそうに、ドメインの信用も加味しながら並べているだけ」
のような気もしています。
 
もしかすると、Googleの中でサイトに関するタグ付けみたいなものがあって、
 
「100個ある似たようなサイト同士は”りんご”としよう。まぁ公平性を保つためにも適当に入れ替えながら表示するが、俺らの本音としては、何を表示しても対してかわらん」
 
「30個ある似たようなサイト同士は”みかん”としよう。まぁ公平性を保つためにも適当に入れ替えながら表示するが、俺らの本音としては(以下略」
 
「5個ある似たようなサイト同士は”ぶどう”としよう。これも公平性を保つために(以下略」
 
「内容的には1つしかないこのサイトは”キウイ”としよう。これは1つしかないのか。」
 
 
みたいな、そんな動きがあるように感じています。
で、検索結果には「キウイ」「ぶどう」「みかん」「りんご」の順に表示しているわけですね。
(僕はこれを「Originality Choice Algorithm」と勝手に呼んでいます。)
※さらに厳密にはこれにプラスして外部要素が入ります。
 
たとえば、スーパーに行って、
どこに行っても「りんご」しかなかったらお客さんはうんざりしますが、
「キウイ」「ぶどう」「みかん」「りんご」とかがあると、色とりどりですよね。
 
でも、実際には「みかん」や「りんご」はある日は「みかんB」や「りんごB」に変わっていたり、
「みかん’」や「りんご’」に変わったりします。
 
検索者にはわかりづらいレベルで入れ替わっているというわけです。
アフィリエイターとしては、自分のサイトがガンガン入れ替わるんで気が気じゃないですが、
でも、こんなことが、実際には起こっているような気がします。
 
ちなみにこの場合、「りんご」と「みかん」の中身がスパムかどうか、までは
どうも現段階ではGoogleは判別できていないように見えます。
判別というか、検索エンジンから排除するかどうか?の対象になっていないように見えます。
それよりも「多種多様な検索結果になっているかどうか?」をGoogleは重要視しているような気がします。
 
 
まぁもっとも、別の観点から見ると、
そもそもGoogleの検索結果は信用ならないことが多い気がします。
ほんの数年前までは日本語ドメインなんてほとんど表示すらされなかったのに、
今は強い状態が続いていますし、
オールドドメインはリセットされるとか言ってるけど、
実態としてはオールドドメインで安定しているサイトを、僕はいくつも所有しています。
収益が取れるワードでは、未だにスパマーが芸術的なリンクを送りまくっていますし、
古くて、その昔は稼げたであろうサイトが、あっさり飛ばされて新入りドメインに追い抜かれているケースも、僕は何度も目撃しています。
なんていうか、テレビ番組を見ている気分に近いですね。これは。
 
まぁ、僕がずっと検索エンジンを眺めていて思うのはこんな感じですかね。
 
で、ここからが重要なんですが、
 
 
ハミングとか、ペンギンとかパンダとか言いますが、
結局答えはGoogleしか知らないのでそこに振り回されても、
しょうがないんじゃないか、ということですね。僕が思うことは。
 
 
アフィリエイターなら、いかにしてCVがあがるサイトを作るか?
という視点が重要かなと思いますし、
企業サイトならいかにしてブランディングしていくか?
ということが大切なのではないでしょうか。
 
検索エンジンについてできることは、「常に最善」でOKかと思うのです。
というか、それ以外にできませんからね。
 
 
アップデートがあると、Google側の意見を出している人に注目が集まりがちになりますが、
未来なんて誰にもわからないんじゃないかなーと僕は思うわけです。
 
それよりも心を決めてサイトを作ること。
家族のためにがんばること、情報提供を行うこと。
僕らアフィリエイターができることは、後にも先にもそれだけだと思います。
ここ1年くらいの傾向から、そんなにすぐに検索エンジンが激変するとは思えないので、安心して良いと思います。
 
 
ちなみに、不透明なもの、多くの人が混乱し、不安を感じるものの分野って、
結構物が売れたりします。緊急性が高いですからね。