どうもです。タックンです。
 
先日、知人から突然の電話がかかってきました。
用件を聞くと、「突然、ホームページが表示されなくなった」と言うのです。
正直、ネット関係の仕事をしていると、こういう突発的な電話はよくあります。
 
他にも、「パソコンが起動しなくなった」とか、
「ネットが見れない」とか、そんな質問が、突然電話で飛んでくることはよくあります。
 
僕の場合、こういう問い合わせに関しては、
最初のうちは基本的には親切に答えることが多いです。
 
で、一通り問題が解決すると、
「南さんはすごいですね。南さんは有能なので、
今度ぜひ、知人の社長を紹介するので、会ってみてください!」などと言われます。
 
この時僕はだいたいこんな風に返答します。
「えっ、それは僕に何のメリットがあるのですか?」
と聞きます。
 
普通であれば「人間関係構築のため」とか
「会社の社長に会うと勉強になるから」とか言われますが、
僕はこういうことに全く興味がないので、そういった返答があった場合はそれは丁寧にお断りするようにしています。
 
こういった提案をされていらっしゃる方は非常に多いですが、僕は、人脈構築とか、社長に会って勉強とか、そういったことに興味がありません。
もっと言うと、もう自分でビジネスをしているので、そういったことは必要ないと感じています。
 
それよりも、「今度琵琶湖のバス釣りに行くので、招待しますね!」
とか、もっと言うと、「現金○万円」とかの方が、受け取るには気分が良いです。
 
前の僕なら、こういう会話をなかなか断ることができなかったのですが、
最近は、「自分にとって意味が持てないことをやるのは、時間の無駄であり、現金にならないのなら負債にしかならない」ということに気がついたので、こういうことはもう勇気を持って断るようにしています。
 
だいたい、こういう提案をしてくる人というのは、
「相手が求めているもの何か?それを知り、提案する」
という、ビジネスにおいて超基本的なことがわかっていないケースが多いように感じます。
 
なので、いっぱいいっぱいの中で、
自分ができる最大限のことをしようと思って、こういった提案をしてくださるのだと思いますが、
まあ、僕には興味がないのです。笑
 
なので、取引になっていません。
どうしても渡したい、差し出したいものがある、でもタックンが今何を求めているのかわからないと、こう仰っていただけるなら、
現金という大変便利なものが資本主義社会にはあるので、それを差し出していただければ幸いです。
 
 
最初のうちは、一応信頼関係構築のために、僕も親切に「パソコンのこと」や「ネットのこと」を教えるのですが、
だんだん慣れてくると「なぜそういう質問を僕にするのですか。できることならネットで調べてください」と、今度は言うようにしています。
というのも僕は「便利な無料サポートセンター」ではないですし、「パソコンの博士」をしているつもりはないからです。
ただのネットビジネス起業家です。
面白そうなことをリサーチして、みんなに届けるという仕事をしています。
 
もっと言うと、「面白そうなことをリサーチして、みんなに届けて、対価を得る」ということをしているつもりです。
 
なので、その一貫として、パソコンに困っているならパソコンについて助けることもするし、ネットがつながらないなら、それをサポートする役割もしているだけです。
 
 
ですが、「琵琶湖につれていってください。」とか「サポート料を下さい」というと、
煙に巻くように電話を切ってしまう方が居ます。
こういう方は、僕をたぶんビジネスパートナーとして見ていないか、そういうつもりで電話をしていらっしゃらないのだと思います。少し残念です。
が、それが現実なんだなぁと最近ようやく知った次第です。
 
「友達だからいいじゃん」
と仰る方も中にはいらっしゃいますが、
だったらなぜ、そのような時にだけ電話をかけてくるのでしょう?
そういう人残念な方を友達にしたつもりはないです。
 
 
たぶん、親切な方は、いろいろな依頼を受けて、それに全て答えることが重要だと思っていると思います。もちろん、僕もそれが大切なことだと思っていました。
だけど、その結果ストレスを受けたり、しわよせを受けてしまうようであれば、
その考え方は少し考え直す必要があるのではないか、と最近は思ったりします。
 
 
何か良くわからないけど、不思議な提案を受けたとき、
「それは私にとって何のメリットがありますか?」
とこう聞くことは時には大切なことだと思う今日この頃です。
 
 
今日も、お読みいただきありがとうございました。